前回は、大分以前私がしていた氷に穴を開けて釣るワカサギ釣りと、今のワカサギ釣りを調べて比較してみました。
分ったのは、以前は極寒の厳しい釣りでしたが、今はかなり手軽にワカサギ釣りを楽しんでいるようです。
その都度お金は掛かりますが、以前とは格段に快適にワカサギ釣りができます。
そいう意味で、今のワカサギ釣りの環境については大体理解できました。
今回は、実際のワカサギの釣り方に何か変化があるように感じましたので、その辺を調べてみたいと思います。
前回も最後のところで少し書きましたが、最近は寄せ餌や魚群探知機が人気というか必需品のようになっているようです。
そのあたりの釣り方に関係する道具類なども調べてみたいと思います。
50代からの大人の趣味としてふさわしい趣味になるのか楽しみです。
ワカサギの時期昔と違うが釣り方は一緒で更に便利に!
ここでは、ワカサギを釣る時期と釣り方自体について調べたことをまとめてみます。
★まず、ワカサギの時期ですが、以前は氷に穴を開けて釣るものと勘違いしていたので、時期としては1月から2月の厳寒期だけの釣りと思っていました。
前回調べてみて、ワカサギを氷に穴を開けて釣るのは今でも人気のようですが、今は湖沼に氷が張る大分前の(もしくは氷の張らない湖沼では)11月か10月頃から、ボートや桟橋または岸からワカサギ釣りを楽しんでいました。
(「今は」と書きましたが、おそらく氷の張らない湖沼では昔からそのようにワカサギ釣りをしていたものの、「ワカサギ釣り=氷の上から」という思い込みで、私が知らなかった可能性が高いと思います。)
昔は、1月~2月(凍ってからなので実質1ヵ月強:短期)
今は、11月(10月)~翌年3月(5~6ヵ月:比較的長期)
昔は、厳寒期だけの釣り。
今は、秋の紅葉を観ながらの釣りや、暖かい状況での快適な釣り。
ワカサギの時期だけでもかなり差があり、今は快適にワカサギ釣りを楽しめるようになっています。
★それでは、ワカサギの釣り方に変化はあるのでしょうか?
・大分前私がワカサギ釣りをしていた頃は、
管理された場所ではないので道具餌は全部持参で、自分が購入したドリルで氷に穴を開けての釣りですが、ワカサギ用の短い竿の糸に5~6本小さい針の付いたワカサギ専用の仕掛け(一番下に小さなオモリ付)に、サシか紅サシまたはラビットというサシを1つの針に1つ付けて仕掛けを氷の穴から落とします。
(まず穴を開ける場所の判断が重要です、回遊するワカサギの通り道と推定される岸から少しはなれた、あまり沖ではないあたり、先客がもし居たらそのあたりにします)
まずは、一番底までオモリが着いたら少し糸を巻いて、仕掛けが少し宙に浮いている状態で、竿を上下して仕掛けを揺らしてワカサギを誘います。
その後、氷の穴の縁に竿を置いて、竿先がピクピクするか、たらした糸に変化が無いか凝視して、何もないときは、また竿を手に持って上下して誘っての繰り返しをします。
それでもワカサギが釣れないときは、糸を巻いて仕掛けを底から少し上にして、また誘って、の繰り返し。
水面の近くまで来たら、また、底からやり直し。
釣れたらその深さで釣れなくなるまで釣りますが、釣れなくなったら、先ほどの繰り返しで、それでも釣れないときは、場所を移動して、また穴を開けなおして釣ります。
もちろん、しばらくしたら餌は新鮮なものに取替えます。
釣れたワカサギは、手で持って外して、クーラーボックスよりも冷たいので近くの氷の窪みに置いておくと直ぐに凍ってしまいます。
吹きさらしなので、寒いときは氷の穴の水に薄氷が張るので、それを網ですくいながら、竿先を凝視していました。
・今のワカサギの釣り方はどうなのかというと、
まず、氷の張っている湖沼の場合ですが、今でも管理されていない場所はあるようですが、管理されている場所での釣りに限定すると道具やテント、ドリル、餌などをその場で借りたりして便利なこと自体違います。
道具は進化していますが、基本の釣り方に違いは無いようです。
ただし、先ほどの釣り方はワカサギの群れが回遊して通ると推定されることが前提なので、釣ってみないと分からないし、底の形状も分からないので、そこで釣れるかどうかは分りません。
今はそれに対応するように、「渓流魚釣り用の餌を寄せ餌として一部の針に付ける」ことをしたり、「魚群探知機で群れを見つけて釣る」、水深についても「魚群探知機で群れの水深を探って釣る」ことで、ワカサギを効率よく釣っているようです。
寄せ餌は値段としては高くないですが、魚群探知機は数千円の安いものは使い物にならないようなので、人気なのは4~6万円くらいの電池で動いて携帯が簡単な機種です。
中には、氷の下のワカサギも探知できると説明されているものもありますが、本当に大丈夫なんでしょうか?
本当なら何センチの氷まで大丈夫? なんでしょうか。
試し釣りのために氷に穴を開ける必要もないので、非常に便利です。
それともう一つ、ドリルは昔も使っていましたが、どうしても昔手に入れることが出来なかった、ワカサギテントですが、今はワンタッチテントというワカサギ釣りに使える簡単に設置できるものが、2~3人用で5千~1万5千円程度で簡単に手に入ります。
それでは氷の張っていない湖沼でのワカサギの釣り方は、無理をして事故に遭遇するのもイヤなので、管理されている場所での釣り方に付いて書いてみます。
ボートや桟橋でのワカサギ釣りになりますが、釣り方自体は昔と変わりは無いようです。
常に誘いと魚が食いついたかの確認を繰り返すという基本は変わりが無いようです。
しかし、やはりここでも「渓流魚釣り用の餌を寄せ餌として一部の針に付ける」ことをしたり、「魚群探知機で群れを見つけて釣る」、水深についても「魚群探知機で群れの水深を探って釣る」ことで、ワカサギを効率よく釣っているようです。
特にボートで広い湖の釣れる場所を探すには、今は魚群探知機が無いと・・・ とか、
ワカサギの回ってくる水深が変わるような場所では、数を多く釣るには常に魚群探知機で群れのいる水深を確認しながら釣らないと・・・
今はそのような感じになっています。
おそらくそこそこ釣れたらいいということなら、ボートを借りる店にどの場所が釣れるのか確認して、実際に試し釣りしながら群れを探すことも出来ると思います。
しかし、釣れる場所は何ヶ所もあり、その中でも毎日釣れる場所が変わる場合もあるし、基本的にワカサギは回遊している魚のようですから群れを留めたり、常に群れを追いかけながらの釣りは魚群探知機が無いとかなり大変なようです。
釣れる数からすると、魚群探知機の有無で、二十~三十匹と百~二百匹以上程度、10倍くらいの大きな差がでるようです。
50代になってこれから将来までの趣味にしようと考えたら、4~6万円の魚群探知機でも無駄な出費にはならないのではないでしょうか?と自分に言い聞かせたい感じです。
魚群探知機は、以前していた海釣り(堤防釣りとゴムボート釣りをしていた)でも使えるようですから、ワカサギ釣りが終わったら海釣りでも活躍するかもしれないです。
そういえば最近見た、免許がいらないという、2馬力エンジン付きの小型ボート、以前の手漕ぎゴムボートで海釣りしていた頃を思い出して、気になっています。
ゴムボートにも付けられて、2分割できる小型ボートにも付けられるようです。
魚群探知機を持たないとなると、どこでも釣れるようなかなりワカサギの数が多い湖沼で釣るしかありませんが、そんな湖沼はあるかどうか今の段階では分りません。
とにかく、道具が進化したり釣り易くなったものの、ワカサギの釣り方は基本昔と変わらないということが分りました。
次は、その進化した道具の竿とリールについてです。
ワカサギの竿はいま電動リールが主流になっていた!
ワカサギを釣る竿と電動リールについてまとめてみたいと思います。
私が昔使っていたのは、30~40cmの短い竿で、持ち手部分に2本の突起があり、それに糸を巻いておき、竿のガイド2本に糸を通して仕掛けを付けるタイプのものです。
これは、糸の長さを手元の糸巻きで決めるもので一度決めたら、魚を掛ける時は竿を上げますが、ワカサギを上げるには糸を手で引っ張ることになり、糸が足元で絡む可能性があります。
ただ、一度糸の長さを決めたら、釣れた後に再度仕掛けを投入するときに糸の長さが決っているので、リールで巻き取るよりもすぐに次の釣りが出来ます。
昔から極小リールが付いた竿やリールを付けられるワカサギ竿は高額の値段であることはありました。
今でもそのような竿は使われてはいるようですが、今のメインは電動リール竿のようです。
電動リール竿といっても、大き目の持ち手部分に電動リールが内臓されていて、それにガイド付きの竿先を差し込むようになっています。
電動リールは、5千~1万5千円程度で、竿先が千5百~5千円くらいです。
かなり数を釣る人は、2本電動リール竿を使って、左右の手で次々誘って、釣れたら巻き取りのスイッチを押して、ワカサギを上げたらワカサギ外しですぐ外してまた仕掛けを投入、魚群探知機で水深の確認をしながら、せわしないくらい引っ切り無しに動いて釣っています。
その動画をユーチューブで見たら、数百匹釣るには、あんな感じで釣らないとダメなんだ・・・ という感じです。
しかし、やっぱり2本の竿で数を釣りたいなら、巻き上げにボタン押すだけで、後はもう一方の竿に集中できるから、あきらかに電動リール竿の方が効率がいいです。
昔は、2本竿をだしていても手で巻くリール竿でしたが、電動リール竿にはかなわない感じがします。
その他便利な物に、
先ほどチョッとでてきた「ワカサギ外し」という、釣れたワカサギに触れなくてもそれを通すと簡単にワカサギが針から外れるという便利なものをバケツに付けて使っているようです。
それとワカサギの仕掛けの針に餌を付けるときには、先の曲がったピンセットで餌を掴んで付けているようです。
ワカサギ釣りをしていて不便なのが、手袋に針が刺さると取れないで針が取れたり折れてしまうことと、そうならないために餌付けやワカサギを外すときは手袋を脱がないとダメなことです。
この二つを使えば氷の上でも手袋を脱ぐ必要は無いです。
更に、かなり生臭く細かいウロコがあるワカサギですが、釣れても触れる必要が無いので、手や道具が汚れません。
過去の経験から、これはかなり便利だと感じました。
ワカサギの釣り餌はおなじだが寄せ餌ってコレは?
ここでは、ワカサギの釣り餌と寄せ餌についてまとめてみたいと思います。
私がワカサギ釣りをしていた頃の釣り餌は、サシ、紅サシ、ラビット、赤虫ですが、サシを飼ってきて、チーズを入れておくとか、バターを一緒に入れておくとか、色々流行っていました。
もちろん昔から、ワカサギ用の撒き餌さはありましたが、使ったときに効果を感じなかったので、ほぼ使っていませんでした。
寄せ餌といえば、撒き餌さだけだっと記憶しています。
今は、昔からの餌はそのまま今でも使っているようですが、新たにゴボウ虫というサシに似た虫(白サシより黄色がかっている)を使う地域もあるようですが、これがかなり釣れるいい餌と評判になっているようです。
ネットで探してみましたが、販売されていないようで、自分で採取しているのかもしれません。
おそらく人気がでれば、売られるようになるとは思いますが・・・
また、赤虫ですがサシ類より釣れるようですが、蚊の幼虫でアレルギーのでる人がいて深刻な事態になることがあるので、今は素手で触らない方がいいと言われています。
昔は、大根を輪切りにしてそれに赤虫を乗せて針に刺していたとの記憶があります。
それから、ブドウ虫という渓流釣りの餌ですが、これを仕掛けの2本の針に刺して、ブドウ虫を半分にハサミで切って使うと集魚効果で寄せ餌として人気があるようです。
そして、サシ系の餌は、今必ず一部をハサミで切ってから使うようです。
ブドウ虫もサシ系の餌も一部もしくは半分に切って、虫の汁でワカサギを寄せて釣るというのが、今は常識になっているようです。
やり方は、2本の針に刺してから半分にしたり、1本の針に刺したサシは一部をハサミで切ります。
撒き餌さは、水質汚染防止のため禁止している湖沼が多いので、使うなら寄せ餌の方がいいと思います。
また、私が始めていった小さい沼での小さいワカサギ(4cmくらい)のときは、なかなかつれませんでした。
こんなときは、小さいワカサギに対応した仕掛けと餌にするといいそうです。
(0.8号とかの一番小さい針で、餌もハサミで半分かそれ以下に小さく切って使うと釣れ易くなるようです)
考えてみるとあの小さなワカサギに餌のサシ1つだと、サシの端しか口に入らないと思うので、ピクピク竿先が動いても餌の端だけ咥えているから針に掛かることは無いと、今更になって気づきました。
小さいワカサギが釣れる湖沼では常識の釣り方だそうです。
最後に!
過去に10年ワカサギ釣りをしていましたが、今こうして再度調べてみると昔との違いに驚きます。
しかし、釣り方の基本が変わっていないことが幸いでした。
過去の経験が役立ちそうです。
こうなると、氷の上でのワカサギ釣りで道具を全部揃えて釣るか、管理された場所で道具を借りて釣るか迷います。
永く続けるなら自分でこだわりの道具を揃えることで、50代からの大人の趣味としてはふさわしい感じがしますが、初め1~2回は管理された場所で借りて釣ってみたい感じもします。
それと、氷の上で無い釣り場、これは是非経験してみたい。
特にビニールで覆われたドーム船、氷の上のような寒さでなければ桟橋釣りも経験してみたい。
過去に海でゴムボート釣りをしていたと書きましたが、実はボートを漕ぐのがヘタですから、ワカサギ釣りでもボート釣りはチョッとやりたくない感じです。
でも、調べていたら電動エレキという免許のいらない電動エンジンが二万円くらいで売られているということが分りました。
これが使えるならライフジャケットを着てならボートでもいいかも・・・
実は、泳げませんので、海でも必ずライフジャケットを着ていました。
この段階で、いきなりもう50代の趣味としての生きがいの一つがみつかりそうな感じまできてしまいましたが、遠出しないとワカサギ釣りに行けないので、ワカサギ釣りだけだとタマの楽しみになってしまいそうな感じもします。
もう少し色々調べてみましょう。
ワカサギの生臭さの問題もまだ調べていません。