今回もシーズンに入っている氷上のワカサギ釣りについて調べてみたいと思います。
今回は、岩手県の一戸町にある通称菜魚湖と呼ばれている大志田ダムでのワカサギ釣りについてです。
大志田ダムは、上流の高冷地野菜や下流の果物・野菜農家の水不足解消のために建設されたダムです。
大志田ダムや周辺の渓流でのワカサギ釣りや渓流釣りについては、漁協がかなり力を入れているようです。
鮎やワカサギ、やまめ、イワナの稚魚の放流や、特にワカサギ釣りに関しては解禁になると大志田ダムに臨時漁協事務所、仮設釣具店、産直食堂、仮設トイレが設置されたり、300台収容の無料駐車場があるなど、ワカサギの氷上釣り環境としてはかなり便利な釣り場のようです。
更に、小型のワカサギが多いものの15cmクラスの大型ワカサギもいて、魚影が濃く、初心者でも100匹超の可能性がある湖として、人気の氷上ワカサギ釣りスポットになっているとのこと。
なお、大志田ダムでのワカサギ釣り熟練者になると800~1000匹は釣り上げるようです。
冬の氷上ワカサギ釣りのほかに、時期には、あゆ、うなぎ、やまめ、いわな、さくらますなどの釣りでも解禁されると人気のようです。(遊魚券必要)
大志田ダムでのワカサギ釣りを含めた釣りは、上馬淵川漁業協同組合で管理されています。
公式サイト http://www.nanako-wakasagi.com/
大志田ダムでのワカサギ釣りについては、禁止されていることやるルール守るために次の事柄を確認してから釣りをする必要があります。
遊魚注意事項 http://www.nanako-wakasagi.com/wakasagi/information/
遊魚券(高校生以上で600円、中学生・75歳以上で300円、小学生以下は無料、鮎は別料金)は、大志田ダムの入口に氷上ワカサギ釣り解禁になると出来る臨時漁協事務所や指定の店で購入できます。
また、氷上ワカサギ釣りの竿セット(仕掛け・餌付)、テント、イスのレンタルもあり、穴あけは30分で返却が必要ですが無料でアイスドリルを貸してくれますし、3日前に予約すればガイドが初心者を有料で1時間サポートしてくれるそうです。。
ほぼ手ぶらで釣りは出来るようですが防寒着、防寒靴、防寒帽子、敷きマット(、暖房器具)などは持参してくださいとのこと。
食事は、釣り場に産直食堂が設営されるので蕎麦、豚汁、飲み物などもあるようです。
行き方は、東北自動車道の一戸インターから30分、盛岡市や八戸市からは車で100分で着きます。
電車や高速バスなら、最寄り駅の奥中山高原駅からタクシーで約15分、新幹線の二戸駅からはタクシーで40分程度。
大志田ダムのワカサギ釣りは、1月下旬に解禁されて、2月の中旬には終了になる、1ヵ月弱の氷上の穴釣りのみです。
大志田ダムでのワカサギ釣りを調べてみた!
大志田ダムでのワカサギ釣りを調べて記録したいと思います。
ワカサギ釣りの解禁時期は、1月上旬~2月中旬頃までで、氷上穴釣りでの解禁ということになります。
氷上穴釣り時間は、朝の6時15分~15時まで釣ることができます。
なお、遊魚券は高校生以上で600円、中学生・75歳以上は300円で、小学生以下は無料です。
大志田ダムの入口にある漁協の臨時事務所で遊魚券を買って入り、駐車場へ車を停めます。
その後は、開場時間まで準備をしたりレンタル品を受け取ったりして、時間がきたら一斉にポイント目掛けて釣り場へなだれ込みます。
なお、上流と下流の限界ロープ際が人気のポイントのようですが、釣れないときは次々場所移動して、ワカサギが群れているポイントを見つけるのが一番重要とのこと。
このとき、魚群探知機があればかなり重宝するようです。
また、大志田ダムのワカサギ氷上穴釣り場への入口付近には、仮設の漁協釣具店(売店)があって仕掛け・エサの販売やレンタル品もあります。
なお、レンタルを利用するときは事前に予約(サイトからのメールか漁協臨時事務所の電話0195-36-1731(7時半~14時半))しないと利用できないようです。
なお、臨時事務所は電話の関係で7回以上鳴らさないと通話が出来ないとのことです。
また、早めに予約しておかないと予約が一杯になると断わられます。
また、予約が済んでも近くなったら電話で予約の再確認をして下さいとのことです。(予約漏れ防止)
▼大志田ダムの釣り場入口付近の漁協の仮設釣具店では、
【レンタル品】
・竿セット 1500円(仕掛け、餌付)
・テント
テントA(乗合椅子付)1人 1500円(小学以下1000円)
〃 B(貸切 〃 )1張り4000円(~5人)
かたつむりテント(1人用) 1500円(3台のみ)
あぐら椅子 300円
ドリルの穴あけ無料(30分以内に要返却)
【販売品】
・餌 200円
・仕掛け 300円
・錘 200円
などです。
なお、仮設釣具店は6時~9時(平日は~8時)で終わって、その後エサなどは監視テントや臨時事務所で対応するそうです。
大志田ダムでの氷上ワカサギ釣りは、上流と下流に釣り限界のロープが張られているのでそのロープを超えての釣りはできないです。
なにより便利なのが、漁協の産直食堂で暖かい食事が買えることと、仮設トイレもあることです。
そして、すぐ近くに300台入れる駐車場があります。
ただ、解禁期間が短い上に数が釣れると人気の湖なので、一定の人数以上が来ると入場規制が掛かって入れなくなることもあるようです。
最後に、大志田ダムでのワカサギ釣りの釣果を調べてみました。
【大志田ダムでの氷上ワカサギ釣り釣果状況】
色々な個人のブログなどを調べてみました。
2/5・6 100~500匹 橋の上流 小型まじり
20~80匹 橋の下流 (10~15cm)
2/3 小学生の最高161匹
~800匹 橋の上流 良型は1割だけ
~500匹 橋の下流 良型が多い
1/27 一桁~500匹(平均50~250匹)(8cm3~4割、他小型)
1/26 ~600匹(平均50~300匹)(10cm超3割、他小型)
1/23(解禁日)1時間で30匹程度
もちろん腕の差でかなり釣果に差がありますが、氷上釣りかなりの釣果のようです。
ワカサギのサイズは13~15cmと、いいサイズのワカサギも居るようですが、3~6センチの小型ワカサギが多いようなので、それに対応した釣り方をしないと数が伸びないようです。
最後に!
今回は、今後のためにシーズンに入り始めた「氷上のワカサギ釣り」についての第九弾。
岩手県の大志田ダムでの氷上ワカサギ釣りについて色々調べて記録してみました。
大志田ダムでの氷上ワカサギ釣りは、漁協の臨時事務所や仮設釣具店(売店)、産直食堂、仮設トイレなど、氷上ワカサギ場としてはかなり環境が整った釣り場です。
販売品やレンタル品もあり、駐車場も大きくて便利ですが、防寒着、防寒靴、足敷き防寒マット(発泡板)、ハサミ、ジップロック(と発泡クーラー)、魚入れバケツ、手ぬぐいなどは持参する必要があります。
穴あけは30分で返す必要がありますが無料です。
便利なのが、産直食堂で飲料や暖かい食事が買えることです。
ただ、暖房器具のレンタルが無いので、アウトドア用のガス暖房器具か、調理も出来るカセットガス暖房器具があれば便利だと思います。
なお、ガスはいいですが練炭を使った暖房器具は使用できません。
また、ワカサギのサイズ大型になると13~15cmとかなりのジャンボサイズですが、4~6㎝の小型が多いようなので、仕掛けは0.5~1号の秋田狐針の仕掛けに、エサのサシは1つを1/3~1/4にカットして小さくチョン掛けする必要があります。
そして、先調子の穂先が柔らかい敏感な竿と錘は軽めの2gくらいがいいそうです。
一番重要なのが、ワカサギが群れているポイント見つけて釣ることですが、原則人が多い場所が人気のポイントですが、釣れていないようなら、良さそうな場所に何箇所も穴を開けて自分で確認する必要があります。
このとき魚群探知機があれば試し釣りの時間を節約できます。
しかし、よく知られているホンデックス製は3万~4万円でかなり高め。
よくよくしらべてみたら5千円~1万円未満のポータブル魚群探知機でもかなり評価の高いものもあるようなので、それでもいいかもしれません。
5千円以下ですが、「Lucky魚群探知機」というものの評価がいいようで、ワカサギ釣りでも十分使えたとコメントもありました。
なお、氷の穴を開ける前に氷の上からでも探知できるとの説明がありますので、本当に探知できるならかなり便利です。
重要なので毎回最後に記入していますが、どこの氷上穴釣りでも同じですが、鮮度を保つためにクーラーボックス(か発泡クーラー)と大目の氷の準備は釣ったワカサギの鮮度を保つために必要です。
ワカサギは、かなり生臭い魚ですので、しっかり処理して、美味しくいただきたい。
釣れたらしばらく湖水に入れて、泥や餌などを吐かせてから、大目の氷と一緒にクーラーボックスへです。(ジップロックに入れてからクーラーボックスに入れるとクーラーボックスが生臭くなりません)