今回は前回からの引き続きですが、車中泊の車に荷室の長さを確保できそうなステーションワゴンはどうなのか調べてみました。
値段も高級感のある普通車ミニバンよりもリーズナブルで、普通車ワゴン程度ですが・・・
そうなるとスペース的には、普通車ワゴンの方がいいような感じもします。
しかし、運転のしやすさについては、大型のワゴンよりも普通車に近いと思われるので、長距離でもあまり疲れを感じないで済みそうな感じがします。
ステーションワゴンのスペースはどのくらいのものなのか?
2人での車中泊は大丈夫なのか?
マッ平らなフラット状態のものはあるのかどうか?
凹凸があるとしてどの程度のものなのか?
車中泊スペース以外に、荷物を置くスペースは取れるのか?
様々な疑問がでてきます。
そのようなことも考えながら調べていこうと思います。
車中泊の車でステーションワゴンならドレ?
車中泊の車にステーションワゴンは使えるのか?
使えるならどれがいいのか?
について全てではないですが、比較的荷室のスペースが有ると言われるステーションワゴンを何台か確認してみました。
最終的に今までのものと比較してどうなのか、今後の記録のために調べてみて書きとめておきたいと思います。
★日産 ウイングロード
商用車「15B / 15M authentic」タイプ、後席を前に倒したカーゴモード
長さは168㎝
倒した後席の背もたれ頭付近が少し高くて傾斜ができます。
乗用「15M V Limited」タイプは、更に助手席も前に倒したロングカーゴは
265.5㎝
本来は長いものを積むためのものなので、助手席の裏側はプラスチックの
トレイのようで凸凹そのまま。
オプションには、後ろのドアを開けて、荷物室の手前床を引き上げると2人
分のベンチになる。
車中泊に便利なオプションは特に無し。
乗用 178.2万円~237.6万円
■ロングカーゴモード1人分は余裕あるものの助手席の段差凸凹は何かで補
う必要あり。
2人の場合は、1人が168㎝以内の身長である必要があります。
荷物は運転席とその足元部分に納めることになる。
★トヨタ カローラフィールダー
①通常5人乗車状態で荷室の長さ970㎝で完全フラット傾斜無し。
②後席を前に倒したフラットな荷物室の長さ202.5㎝。
荷物室から後席を前に倒したスペースのロングラゲージマットがオプション
がある
222.9万円~253.6万円 ハイブリッド車
165.6万円~234.1万円
■②の状態は、完全フラットながら後輪のタイヤの内側への出っ張りかなり
きついので、2人の車中泊はできないことはないと思うが狭そう。
(その幅98センチ)
2人の場合は背中合わせ横向きで寝るということも必要かもしれない。
また、後席の背もたれの段差と、ウイングロードと似た傾斜があるので
マットなどでカバーが必要。
荷物は、運転席・助手席と、その足元部分にも納められる。
★トヨタ アベンシスワゴン
後席を前倒ししたフラットな荷室の長さは192cm
ほぼ完全にフラットで傾斜も見られない
荷物室から後席を前に倒したスペース用のロングラゲージマットがオプシ
ョンがある
298.3万円~274.9万円
■完全フラットながら後輪のタイヤの内側への出っ張りきついので、2人の
車中泊はできないことはないと思うが狭そう。(その幅98センチ)
フラットで傾斜が無いので、マットは必要になるがカバーするほど厚みの
あるものは必要ない。
2人の場合は背中合わせ横向きで寝るということも必要かもしれない。
荷物は、運転席・助手席と、その足元部分にも納められる。
★トヨタ プリウスα
後席を前倒しした荷室の長さは185cm
フルフラットでマッ平ら
荷物室から後席を前に倒したスペース用のロングラゲージマットがオプショ
ンがある
247.9万円~317.8万円
●ダイハツ メビウスもOMEで同じ車
後席を前倒しした荷物篠の長さは185cm
上同
247万円~293万円
■完全フラットながら後輪のタイヤの内側への出っ張りきついので、2人の
車中泊はできないことはないと思うが狭そう。(その幅99.5センチ)
後輪タイヤ部分の横幅は、カローラフィールダーやアベンシスよりも僅か
に広い。
しかし、荷室の長さは185cmでカローラフィールダーやアベンシスよりも
短く余裕はなさそう。
フラットで傾斜が無いので、マットは必要になるがカバーするほど厚みの
あるものは必要ない。
2人の場合は背中合わせ横向きで寝るということも必要かもしれない。
荷物は、運転席・助手席と、その足元部分にも納められる。
★マツダ アテンザワゴン
後席を前倒ししたフラットな荷室の長さは180cm
車中泊に使えそうなオプションはない
279.7万円~400万円
■フラットとはいえ、後席を倒した部分に少し傾斜がある。
荷室の長さも180cmとプリウスαよりも更に余裕が無い。
荷物は、運転席・助手席と、その足元部分にも納められる。
★スバル レヴォーグ
後席を前倒しした荷室の長さは163cm
かなり大きな床下収納有
車中泊に使えそうなオプションない
282.9万円~408万円
■完全フラットながら後輪のタイヤの内側への出っ張り、少ないながらあり
少し狭そう。(その幅108センチ)
カローラフィールダーやアベンシスよりも後輪タイヤ部分の横幅は10cmも
広い。
後席を前に倒すと完全フラットですが、荷室の長さは163cmでは足りな
い。
荷物は、運転席・助手席に加えて、その足元部分および床下収納にも納め
られる。
★スバル レガシィアウトバック
後席を前倒ししたフラットな荷室の長さは197.4cm
大き目の床下収納有
カーゴトレイマットはオプションである
239.4万円~356.4万円
■完全フラットながら後輪のタイヤの内側への出っ張り少ないながらある少
し狭そう。(その幅108センチ)
カローラフィールダーやアベンシスよりも後輪タイヤ部分の横幅は10cmも
広い。
荷物は、運転席・助手席に加えて、その足元部分および床下収納にも納め
られる。
後席を前倒してほぼ完全なフラットなので、トレイマットよりもクッショ
ン的なマットがあればよさそう。
車中泊なら迷わずレヴォーグよりもコチラ
他のステーションワゴンと比較してもコレ
★ルノー カングー
車中泊でも注目されている人気の車
2015.3以降サイズアップした(デ)カングーは、後部座席を畳んで荷室の
長さは175cm
後部座席&助手席を畳んでダッシュボードまでの長さ258cm
後輪タイヤの内側への出っ張りは無し。
オーバーヘッドコンソール、後ろのオーバーヘッドボックスと上の収納
スペース有
床下収納も少しあり
ベットキットがあり、かなり高さがあるので二段ベットにもできる。
サンシェードとカーテンがオプションで有
235万円~274万円
■この車はアウトドア向けなのか、デザイン的に好き嫌いあるようですが
車中泊用でも人気があるようです。
後部座席を畳んで荷室の長さは175cmは、かなり余裕が無い感じ。
ベットキットや二段にしての車中泊なら子供連れの家族でも可能。
荷物は、運転席と足元、そして上部の収納スペースにも収められる。
外車にしては値段的に国産とほぼ変わらないので掲載。
★その他
ボルボ・アウディ・メルセデス・ベンツのステーションワゴンもありますが
値段が高いので割愛。
最後に!
今回は車中泊の車にステーションワゴンは使えるかの検証です。
ステーションワゴンは、普通車バンに比べてスペースは狭いものの、運転のしやすさは普通車並みで値段は同じくらい、豪華傾向のある普通車ミニバンに比べるとリーズナブルという感じでした。
しかし、高さが無い分、普通車バンのように底上げできないので後輪の内側への張り出しがかなり気になります。
車によっては2人での車中泊はかなりその部分だけが窮屈です。
そんな中でも、下の2つは十分使えそうなステーションワゴンではないかと思います。
★スバル レガシィアウトバック
後席を前倒ししたフラットな荷室の長さは197.4cm
大き目の床下収納有
カーゴトレイマットはオプションである
239.4万円~356.4万円
■完全フラットながら後輪のタイヤの内側への出っ張り少ないながらある
少し狭そう。(その幅108センチ)
カローラフィールダーやアベンシスよりも後輪タイヤ部分の横幅は10cm
も広い。
荷物は、運転席・助手席に加えて、その足元部分および床下収納にも納め
られる。
後席を前倒してほぼ完全なフラットなので、トレイマットよりもクッショ
ン的なマットがあればよさそう。
車中泊なら迷わずレヴォーグよりもコチラ
他のステーションワゴンと比較してもコレ
★ルノー カングー
車中泊でも注目されている人気の車
2015.3以降サイズアップした(デ)カングーは、後部座席を畳んで荷室の
長さは175cm
後部座席&助手席を畳んでダッシュボードまでの長さ258cm
後輪タイヤの内側への出っ張りは無し。
オーバーヘッドコンソール、後ろのオーバーヘッドボックスと上の収納
スペース有
床下収納も少しあり
ベットキットがあり、かなり高さがあるので二段ベットにもできる。
サンシェードとカーテンがオプションで有
235万円~274万円
■この車はアウトドア向けなのか、デザイン的に好き嫌いあるようですが
車中泊用でも人気があるようです。
後部座席を畳んで荷室の長さは175cmは、かなり余裕が無い感じ。
ベットキットや二段にしての車中泊なら子供連れの家族には魅力的。
荷物は、運転席と足元、そして上部の収納スペースにも収められる。
外車にしては値段的に国産とほぼ変わらないので掲載。
身長が175㎝未満なら、ルノー カングーのほうが車中泊には適しているかもしれないです。
このタイプの車なら、大きくない子供連れなら、ルノー カングーで決まりかもしれません。
この後残っているのは、まだ載せていない残りの何種類かですが、次にはそれについて検証して記録したいと思います。
実際やるかどうかは分かりませんが、そのときのために色々記録しておきたいと思います。
一応中古車も視野に入れておいてもいいかもしれません。
浮いたお金で車中泊に必要な物を充実させるということも出来ます。
ただし、車の状態(程度)に妥協はしたくないので、見つけるのに時間が掛かる可能性もあります。