今回は前回からの引き続きですが、軽ではなく普通車ミニバンタイプを調べてみました。
調べて見たら、色々有って「コレがいい!」まではいきませんでしたが、途中経過として記録しておきたいと思います。
普通車ミニバンは、3列シートでかなり高級感のあるものが多いです。
車中泊をメインにするには値段が高いので、車中泊も出来そうな感じの普通車ミニバンを検証してみたいと思います。
グレードの上のものは700~800万円と外車なみの高級車でキャンピングカーも確実に買える値段のものもあります。
それほどのグレードではなくても、300~400万円台がメインのようです。
シートも高級感のあるシッカリホールドしてくれる、高級イスのようなものもあるので、基本的にはフラットにしても凸凹の段差が大きく車中泊向きとはいえないものが多い感じです。
車中泊をメインにするなら、前回記録した商用車軽ワゴンか普通車バンが適している感じがします。
しかし、車中泊には適していても、見た目の豪華さは明らかに普通車ミニバンに軍配があがります。
外見の豪華さも兼ね備えた車中泊という感じを好む場合はいいかもしれません。
そのようなことも考えながら調べていこうと思います。
車中泊の車で普通車ミニバンならドレ?
車中泊で普通車ミニバンならドレがいいか調べてみて書きとめておきたいと思います。
3列シートではあるものの、荷物への対応は普通車バンタイプほど無いということで、シートを仕舞った荷物室はそこそこ程度で車中泊には向かない感じがします。
仕舞うと書きましたが、仕舞っても内側にかなりはみ出すものもあり、シートを仕舞ってフラットという感じを想定していないものもあります。
ほぼ完全に、荷物への対応はついでのスペースで、座る人への対応重視という感じです。
しかし、それでもいくらか車中泊に使えそうな普通車ミニバンもありました。
★ホンダ ステップワゴン
330万円~356万円
スマホ急速充電対応2個usbジャック装備
100Vac電源1500wオプション
シートの後ろにミニテーブル
遮音機能ガラス
2~3列シート倒してフルフラット、シート形状の凸凹あり(3列シートは補
助シートみたいなのっぺりシート凸凹小)
1~2列もできるがかなり凸凹が大で寝にくそう
3列目シートは床下収納できるが、2列目収納不可でフルフラット床は寝るに
はスペース短い。
■それほど厚くないマットを敷けば、車中泊も可能なレベル。
充電ジャック標準装備、オプションで電源が使えるのはかなり便利。
★トヨタ エスティマ
435.2万円~492.8万円ハイブリッド
327.1万円~370万円
2~3列シート倒してフルフラット、シート形状の凸凹ステップワゴンより
大(3列シートもシッカリとしたシート凸凹大)
1~2列もできるがかなり凸凹が大で寝にくそう
3列目シートは床下収納、2列目チルトアップ収納で荷物室床187cm(ハイブ
リッドは5cm短い)でフルフラットギリギリ。
2~3列シートまで囲えるカーテン
ロングらゲージマット荷物室の長いマット
ジョイントクッションシートを後ろに倒してフラットにしたシートの上に敷
く凸凹補正シート
■大きい人は寝れないものの、180cm以内の身長なら問題ないのでこのクラス
ならコレ。
カーテンやマット、シートなど車中泊に使えそうなオプションもある。
★トヨタ アルファード
319.7万円~703.6万円
1~2列シートフルフラットで3列シートそのままのシートアレンジ有だが、
凸凹感かなりキツイ(動かせない豪華な肘掛付きの2列目シートでフルフラ
ットながら横幅狭く身動き取れない感あり)
2~3列シートフラットなら2列目シート肘掛部分足側にすればかなり緩和す
るが凸凹はかなり有る。
シートが高級なので、座るには楽だと思うが、フラットにすると余計に凸凹
が多い。
カーテン、遮光カーテン、サンシェード、ハンガーパイプあり
■上級グレードはかなりの高級車で、キャンピングカーとかわらない金額。
車中泊向けの車ではない。
★トヨタ ヴェルファイア
319.7万円~703.6万円
1~2列シートフルフラットで3列シートそのままのシートアレンジ有、凸凹
アルファードよりかなりフラット感あり(グレードにもよると思うが2列目
シートに肘掛無しのグレードを選べばかなりフラット)
アルファードと違って2列目シートは前畳み、3列目シートは横に跳ね上げ
収納出来るが出っ張って狭い
床下収納は便利、カバンも入る。
■上級グレードはかなりの高級車で、キャンピングカーとかわらない金額。
マットを敷けば、車中泊できないこともない的なレベル。
★日産 セレナ 第4位 日産「セレナ」
243.5万円~327.8万円
usb電源ソケット装備
シートの後ろにミニテーブル装備
3列目シートは横跳ね上げ式収納で収まりはいいが、2列目シートも横跳ね
上げ式でかなり内側に出っ張る
(下には後部タイヤの内側への出っ張りあり)
■2~3列シートを跳ね上げ収納しても、後部タイヤの内側への出っ張りが
大きく、床フラットになるものの横幅狭く2人寝るのはかなりきつそう。
1人用車中泊なら軽ワゴンで十分。
★日産 エルグランド
321.3万円~806.7万円
足を伸ばすシートアレンジはできても、フルフラットシートアレンジ無し。
■上級グレードはかなりの高級車で、キャンピングカーとかわらない金額。
車中泊には適しない。
★三菱 デリカ
240.8万円~405.5万円
2~3列シート倒してフルフラット、シート形状の凸凹ステップワゴンより
大(背もたれの段差大)
2~3列シート跳ね上げ収納してもフラット床の長さは161㎝で寝るのには足
りない
カーテン有
■マットを敷けば、車中泊できないこともない的なレベル。
最後に!
今回はその普通車ミニバンを車中泊に使えるかの検証です。
基本的には、普通車バンに比べてスペースは狭いものの、3列シートで豪華さもあり、他人数の場合普通に使うなら便利な車ですが、車中泊となるとスペースの関係でかなり使いづらい感じがします。
しかも、メインが300~400万円台、高級グレードになると700~800万円しますので、これだけの値段の車を購入して車中泊というのは、目的から外れている感じがします。
本来車中泊に使うなら、このような普通車ミニバンよりも、(*少しグレードが上の)普通車バンがスペース、値段ともに適していると思われます。
*グレードが下のバンは、シートのホールドも悪く安っぽいので車中泊での長距離運転では、より疲れそうな感じです。
そんな中でも、下の2つは条件付で車中泊にも十分使えそうな普通車ミニバンといえます。
★№1 トヨタ エスティマ
435.2万円~492.8万円ハイブリッド
327.1万円~370万円
2~3列シート倒してフルフラット、シート形状の凸凹ステップワゴンより
大(3列シートもシッカリとしたシート凸凹大)
1~2列もできるがかなり凸凹が大で寝にくそう
3列目シートは床下収納、2列目チルトアップ収納で荷物室床187cm(ハイブ
リッドは5cm短い)でフルフラットギリギリ。
2~3列シートまで囲えるカーテン
ロングらゲージマット荷物室の長いマット
ジョイントクッションシートを後ろに倒してフラットにしたシートの上に
敷く凸凹補正シート
■大きい人は寝れないものの、180cm以内の身長なら問題ないのでこのクラス
ならコレ。
カーテンやマット、シートなど車中泊に使えそうなオプションもある。
★№2 ホンダ ステップワゴン
330万円~356万円
スマホ急速充電対応2個usbジャック装備
100Vac電源1500wオプション
シートの後ろにミニテーブル
遮音機能ガラス
2~3列シート倒してフルフラット、シート形状の凸凹あり(3列シートは補
助シートみたいなのっぺりシート凸凹小)
1~2列もできるがかなり凸凹が大で寝にくそう
3列目シートは床下収納できるが、2列目収納不可でフルフラット床は寝るに
はスペース短い。
■それほど厚くないマットを敷けば、車中泊も可能なレベル。
充電ジャック標準装備、オプションで電源が使えるのはかなり便利。
しかし、本当に車中泊をメインに考えるなら前回のコチラの方が確実に使える車といえるのではないかと思います。
★予算に余裕があるなら、
【トヨタ ハイエースバン】
★堅実な値段なら、
【日産 NV200バネット】【マツダ ボンゴバン】
★豪華パージョンなら、
【日産 NV350キャラバン トランスポーター】
この後残っているのは、ステーションワゴンタイプの車ですので、次にはそれについて検証して記録したいと思います。
実際やるかどうかは分かりませんが、そのときのために色々記録しておきたいと思います。